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楽山大仏 世界遺産

楽山大仏(らくざんだいぶつ)岷江を望む岩壁に掘られた世界最大の磨崖仏。正式には凌雲大仏といい、高さ71m、肩幅28m、頭部の高さは14m、頭部の直径10mという巨大な仏像。地上からでは全体を見ることはできず、岷江に浮かぶ船に乗る必要があるほど。1996年に峨眉山と合わせて世界文化遺産に登録された。

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大仏の建立のいきさつは氾濫を繰り返す岷江の治水を願ってのため。唐の玄宗の時代である713年、凌雲寺の僧であった海通が大仏建立を発願、完成したのは809年。赤土系のもろい岩肌に刻まれたため、風化が進んでおり継続的に補修作業が行われている。

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大仏全体を拝観するには楽山港から出ている遊覧船が便利。大仏の前まで行き、数分間流れに逆らい停まってくれる。大仏の足元へは桟道で下られる道が狭くて時間がかかる長蛇の列になっている。もう一つ見学コースは頭部を見てから、崖沿いの細い階段で大仏の足元まで下り、反対側の階階段で頭部に戻る。

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楽山大仏エリア内には凌雲寺、烏尤寺、麻浩崖墓という見どころがあり、大仏と共通チケットで見ることができる。